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ディズニーシーの人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」。フリーフォール型の絶叫アトラクションで、シーで3本の指に入る人気アトラクションです。
休日ともなると1時間以上の待ち時間は当たり前。連日長蛇の列ができますが、今回はそんな大人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」がもっと好きになる11個のポイントをご紹介します。
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高さが59メートルの理由
「タワー・オブ・テラー」は高さ59メートル。キリよく60メートルにしてしまえばよかったものの、中途半端なのには理由があります。それは航空法第51条で60m以上の建物には航空障害灯の設置が義務付けられている為。
航空障害灯は夜間に飛行する航空機に建物の存在を示すためのライトのことで、赤もしくは白の電灯です。「タワー・オブ・テラー」に航空障害灯をつけることはイメージを損なうことになる為、59メートルと中途半端な高さになっています。
ちなみに、東京ディズニーリゾートで最も高い建物はこの「タワー・オブ・テラー」。シンデレラ城は51メートル、プロメテウス火山も51メートル。どちらも「タワー・オブ・テラー」には及びません。航空障害灯をつけないギリギリの高さということは、すなわち「タワー・オブ・テラー」がディズニーリゾートで最も高い建物であることを示しているわけですね。
建物は何階建て?
「タワー・オブ・テラー」は14階建ての建物です。12階までは客室で、13階と14階はホテルハイタワーの所有者ハリソン・ハイタワー3世のペントハウスとなっています。不気味な「タワー・オブ・テラー」のことだから13階建てと思いきや、14階まであるわけですね。
建物がハンマーのような形をしている理由
「タワー・オブ・テラー」は上部のほうが少し出っ張っていて、ハンマーのような形をしています。実はこれには理由があります。建物の形は、欲しいものは手段を選ばずに手に入れるハリソン・ハイタワー3世をイメージして「どんなものでも打ち砕けるようなハンマーのような形」になっています。
実際のところは、建物がほぼ完成した頃にハイタワー3世が部屋を拡張したいと言いだし、そのためには部屋の端を張り出させる必要があった為と言われています。
シリキ・ウトゥンドゥはどこからやってきたのか
ホテルハイタワーに呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥがやってきた理由は、ハイタワー3世がある部族から強奪してきた為。
1899年、ハイタワー3世はアフリカ大陸のコンゴ川に足を運びました。そこでムトゥンドゥ族という部族から呪いの像として知られるシリキ・ウトゥンドゥを略奪。ホテルハイタワーに運んだはいいものの、それから数多くの怪奇現象が起きることになりました。シリキ・ウトゥンドゥはアフリカ大陸出身だったわけですね。
シリキ・ウトゥンドゥの意味
呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥ。少々発音しづらい名前ですが、この名前の意味は何なのでしょうか。
シリキ・ウトゥンドゥはスワヒリ語が元になっています。意味はスワヒリ語で「災いを信じよ」。シリキ・ウトゥンドゥは取り扱う際の掟が様々あり、守らないと恐ろしい呪いにかけられます。まさに「災いを信じよ」という注意がこの偶像には込められているわけですね。
ハイタワー3世のモデルとなった人物
こちらがホテルハイタワーの所有者ハリソン・ハイタワー3世。欲しいものはどんな手段を使ってでも強奪する人間で、私利私欲にまみれています。実は彼の外見はモデルとなった人物がいます。
via:
alchetron.com
その人物はディズニーでイマジニアとして活躍するジョー・ロードという人物。ハワイのアウラニで総指揮者を務めるなど数多くの功績を残してきた人物で、彼の顔がハイタワー3世のモデルになっています。
待ち時間が13分?
「タワー・オブ・テラー」は10分前後の待ち時間の場合に忌み数でもある「13」分と表示されます。 不吉な13という忌み数を表示することで、より一層恐怖心をあおっています。
ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」でも同じ演出をしていますが、ホラー系アトラクションではランドもシーも忌み数の演出が楽しめます。ただし、これが見られるのは空いている時。休日はまず見られません。
ファストパス発券機の近くに隠れミッキー
「タワー・オブ・テラー」のファストパス発券機の近くには隠れミッキーがあります。隠れミッキーがあるのはファストパス発券機のすぐそばにある柱。「タワー・オブ・テラー」のショップ「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」側にある柱です。なんとこの柱の模様の一部が隠れミッキーになっています。アップにしてみましょう。
ちょっと分かりづらい隠れミッキーですが、こんなところにさりげなく描かれています。「タワー・オブ・テラー」の近くに寄った際はぜひチェックしてみてください。
暖炉に隠れハイタワー?
via:
disneyandmore.blogspot.jp
ロビーの右側にある暖炉には「高塔」と書かれています。英語にすると「高塔」は「High(高い) Tower(塔)」。ホテルの所有者ハリソン・ハイタワー3世の名前を表しています。これはまさに隠れハイタワー3世。
幽霊の目撃情報!?
都市伝説ですが、「タワー・オブ・テラー」では幽霊の目撃情報があります。
1つはエレベーターが上昇する時の「鏡の部屋」で幽霊が現れるという噂。霊は鏡に映り込むようで、映るのは男性の時もあれば女性の時もあるんだとか。もう1つは広間にある壊れたエレベーター。ここで写真を撮るといるはずのない女性が写ることがあると言われています。
完全に都市伝説なので、信じるか信じないかはあなた次第です。
総工費はいくら?
2006年9月4日にシーでオープンした「タワー・オブ・テラー」。総工費は約210億円。モンスターズインクのアトラクションが約100億円だったので、2つ作れてしまう程の超高額です。
この金額はディズニーリゾートで3本の指に入る額。「タワー・オブ・テラー」には莫大なお金がかけられているわけですね。
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まとめ
シーで3本の指に入る人気アトラクションの「タワー・オブ・テラー」。2006年にオープンしてから早10年以上が経ちます。「タワー・オブ・テラー」の影響もあり、当時シーの人気は加速度的に押し上げられていった為、200億円越えの投資は安いものだったと言っても過言ではありません。
オープンから10年経っても連日大行列ができる「タワー・オブ・テラー」。アトラクションのスリルももちろんですが、隠し要素やバックストーリーなどにも目を向けてみるともっと「タワー・オブ・テラー」が好きになるかもしれません。
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