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東京ディズニーランドの大人気アトラクション「ホーンテッドマンション」。ホーンテッドマンションには999人の亡霊が住みついていてまさに幽霊屋敷。今日も1,000人目の亡霊を迎え入れるべく待ち続けています。幼い頃はあまりにも怖すぎて乗っている間ずっと目をつぶっていたことを思い出します。
今回は不気味だけど楽しい。何度乗っても飽きることのない「ホーンテッドマンション」を100倍好きになるポイントを13個紹介します。これを知れば「ホーンテッドマンション」に乗りたくてウズウズしてくるかも!
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待ち時間表示が13分に!?
東京ディズニーランドの大人気ホラー系アトラクション「ホーンテッドマンション」。休日は1時間待ちは当たり前の人気アトラクションですが、平日は待ち時間が10分前後と空いていることがあります。待ち時間が短いと「ホーンテッドマンション」ではある演出が楽しめます。
待ち時間が10分前後の場合、「ホーンテッドマンション」では待ち時間が「13分」と表示されます。「13」はアメリカでは不吉な数字とされていて、「ホーンテッドマンション」の不気味な雰囲気を演出する上で13分になっています。あえて13分とするとは芸の細かさはさすが。空いている時はぜひチェックしてみてください。
キャストが無表情
キャストと言えば世界最高峰のサービスを提供するエンターテイナー。そんなエンターテイナーが無表情!?と思ってしまうかもしれませんが、「ホーンテッドマンション」には本当に無表情のキャストがいます。館内のキャストは基本的に無表情かつ低いトーンで言葉を発します。それもこれも「ホーンテッドマンション」の不気味さを演出する為。
キャストが笑顔を見せないことで「ホーンテッドマンション」の不気味さをより一層引き立てます。暗い館内で不気味な内装、そして暗い表情のキャスト。特に子供からするとものすごく恐い空間です。
オープンから一度も掃除をしていない!?
パーク内はどこも清潔ですが、「ホーンテッドマンション」だけは例外です。「ホーンテッドマンション」の館の壁は古びた様子を表現する為にあえて掃除をしていないと言われています。ところどころホコリがたまっていたりクモの巣がはってあるのは、あえて掃除をしないことで「ホーンテッドマンション」の不気味さを演出しているわけですね。
キャストが無表情だったり、掃除をしなかったり、他のエリアとは真逆のことがここでは行われています。
ゴーストホストの声優
via:
youtube.com
「扉1つない部屋で身の毛もよだつ不気味な響きが館の中に広がる。ろうそくの炎が、風もないのに揺れ動く。ほら、そこにもここにも亡霊たちが。諸君の恐れおののく姿を見て、彼らは喜びの笑みを浮かべているのだ。」
「ホーンテッドマンション」の冒頭でゴーストホストが語りだすセリフです。低くよく響く声で、まさに館のイメージにぴったりですよね。声を演じたのはプロの声優ではなくオリエンタルランドの常務取締役に就任したことがある堀貞一郎(ほり ていいちろう)という人物。
ディズニーランドの誘致にも貢献した人物で、この人の存在なしではディズニーランドは今日本になかったかもしれません。2014年2月10日に85歳で亡くなりましたが、彼の生きた証の1つとして「ホーンテッドマンション」の声は今日もゲストに一生の思い出をプレゼントしています。
他のアトラクションよりも一時停止しやすい理由
via:
d23.com
「ホーンテッドマンション」は他のアトラクションよりも一時停止しやすいアトラクションです。理由はライド(乗り物)への乗り場が「動く歩道」のようになっている為。
基本的にライドは止まらずに動き続けている為、ライドと同じ速度の「動く歩道」から乗り込みます。しかし、ライドが動き続けていると乗るのが大変なゲストもいます。それはお年寄りや車椅子に乗ったゲストなど。「ホーンテッド・マンション」ではそのようなゲストがライドに乗る際は安全の為にライドを一時停止させることがあります。ゲストの安全を一番に考えるからこそ一時停止が多いわけですね。
伸びる部屋の仕組み
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youtube.com
「まずは私の一族を見るがいい。この魅力的な姿を。この不思議な気配を諸君は感じただろうか。部屋が伸びているのか、それとも諸君の目の錯覚なのか。」
序盤、ゴーストホストのセリフと共に4つの肖像画が伸びていく部屋があります。なんだか不思議な感覚を味わえる部屋ですよね。実はこれ、天井が伸びています。天井が伸びることによって隠れていた絵の下の部分が徐々に見えてきます。幼い頃はあの絵が恐くて仕方ありませんでした。
隠れミッキーならぬ隠れドナルド
via:
flickr.com
パーク内で隠れミッキーはよく見かけますが、「ホーンテッドマンション」では珍しい隠れドナルドが見られます。
ライドに乗った序盤、本棚の並ぶ書斎の部屋があります。なんとここに置かれた椅子の背もたれがドナルドの模様になっているのです。一見ドナルドか何なのか分かりづらい模様ですが、模様に色付けをするとドナルドっぽさがよく分かります。
少し不気味な模様ですが、色付けすると確かにドナルドであることが確認できます。アメリカではこの隠れドナルド模様のTシャツが販売されているほど。ちょっと着るには恥ずかしいかも。
隠れミッキーと違って分かりづらい模様の為、見逃してしまいそうな演出。隠れキャラ探しも面白いものですね。
水晶の女性「マダム・レオタ」のモデルとなった人物
(C)DISNEY
999人の幽霊たちの中で最も不気味で異様な雰囲気を醸し出しているキャラクターがいます。それは水晶の中に顔だけ映っている降霊術師の女性。名前はマダム・レオタ。幼い頃はトラウマにもなりそうだった不気味なキャラクターです。実はこのマダム・レオタにはモデルとなった人物がいます。
(C)DISNEY
マダム・レオタのモデルとなったのはウォルト・ディズニー・カンパニーでイマジニアとして働いていたレオタ・トーマス(旧姓:レオタ・トゥームズ)という女性。レオタ・トーマスの顔を元にデザインされたキャラクターの為、マダム・レオタというわけですね。
ちなみにホーンテッドマンション出口付近にいるリトル・レオタという小さな女性。この女性もレオタ・トーマスが元となっています。しかもリトル・レオタについてはレオタ・トーマスが声優も務めています。
館の中で唯一生きている人間
via:
www.disneytouristblog.com
「ホーンテッドマンション」には唯一生きている人間がいます。その人間は館の管理人。アトラクションの途中、この管理人が登場します。彼はこの館で唯一生きている人間で、亡霊達に囲まれて怯えながら館の管理をしています。
彼が登場するのは終盤の墓地のエリア。帽子をかぶり、右手にはランプを持っています。飼い犬(生きている)とともに幽霊達にびくびくしているのが特徴的。 そんな怖い思いしてまで管理人なんてしなくてもいいように思いますが・・・飼い犬が骨と皮と言ってもいい程にやせ細っているのも気になります。
恐怖の飛び出す絵
via:
www.youtube.com
シルクハットをかぶった裕福そうな男性の肖像画。これが世界で東京ディズニーランドにしかいない亡霊です。パッと見、何の変哲もない肖像画ですが、じっと見ていると突然恐ろしい姿に変貌します。
こちらが変貌後の姿。紳士が見るに堪えないおぞましい姿に。気味が悪すぎる肖像画ですが、実はこの肖像画が見られるのは世界中のディズニーランドの中でも東京ディズニーランドだけ。相当貴重な肖像画なのです。タイミングによっては見られないこともありますが、紳士の肖像画を見かけたらじーっと眺めてみてください。
ライド緊急停止時のアナウンス
アトラクション毎に緊急停止時のユニークな演出がありますが、「ホーンテッドマンション」でも一時停止した際は演出が楽しめます。一時停止するとゴーストホストが気の利かせた一言を言います。
「いたずら好きの亡霊が暴れだしたらしい。すぐに動くようにするから諸君はしばらくそのままで待っているように。」
亡霊のせいにしてしまうとはおもしろい演出です。ディズニーでは一時停止した時でさえエンターテイメントにしてしまうわけですね。
暗闇でイチャイチャしてると・・・
彼氏や彼女と乗った際、暗いのをいいことにイチャイチャしてると全部見られているかもしれません。亡霊に見られる分にはいいかもしれませんが、生身の人間にです。
理由は監視カメラ。「ホーンテッドマンション」に限った話ではありませんが、アトラクションには監視用のカメラが設置されていると言われています。これは安全に配慮したもので、何か問題が起きていないかチェックする為のカメラです。「ホーンテッドマンション」の場合は赤外線により暗いところでもハッキリ見えてしまっていると言われています。
鉄柵の先端がフニャフニャ!
「ホーンテッドマンション」の外にある鉄柵は見た感じ尖ってて危険そうに見えますよね。転んで突っ込んでしまったらそれこそ1,000人目の亡霊の仲間入り。ご安心ください。実はこれ、かなり安全が考慮された鉄柵なのです。
なんと先端は柔らかい材質で作られたフェイク。一見尖っていて堅そうに見えますが、触ってみると実際は先が柔らかくなっています。
実際に触れてみるとよく分かりますが、先端はグニッと曲がります。これなら万が一ゲストが転倒して柵に激突してしまっても安心。1,000人目の亡霊になることはありません。パーク内ではこのような細かい部分まで安全への配慮が行き届いています。「ホーンテッドマンション」の近くに寄った際はぜひ触って確かめてみてください。
まとめ
13個のポイントを紹介しましたが、他にも「ホーンテッドマンション」には隠し要素がたくさんあります。
アトラクションの終盤で「ゆうれい立入禁止!人間の世界へあと少し」という注意書きがあったり、出口の墓に遊び言葉が刻まれていたり(例えば、「C U Later」は「See you later<またね。あの世で会いましょう。>」などなど。
紹介しきれない程の隠し要素が満載の「ホーンテッドマンション」。ホラー系アトラクションとしての人気の高さだけでなく、何度乗っても楽しめる要素がたくさん詰まっています。アトラクションに乗る際はぜひいろいろと探してみてください。
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