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東京ディズニーランドのトゥーンタウンにある人気アトラクション「
ロジャーラビットのカートゥーンスピン」。黄色いタクシー型ライドに乗り、ぐるぐる回りながら「ロジャーラビット」の世界を駆け抜けます。
トゥーンの世界観や陽気な音楽、ぐるぐる回るちょっとした迫力感。なによりも天真爛漫なロジャー・ラビットは見ていて元気をもらえます。今回はそんな「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」を100倍楽しめる6つのポイントをご紹介します。
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ナンバープレートが暗号に?
「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」では、入ってすぐの壁にたくさんのナンバープレートが貼り付けられています。ナンバープレートには「CAP 10 HK」「2N TOWN」など文字が書かれていますが、実はこれ暗号になっています。全部で13枚ありますが、それぞれに意味があります。
2N TOWN:トゥーンタウン
B B WOLF:ビッグバッドウルフ(三匹のこぶた)
MR TOAD:ミスタートード
1DRLND:ワンダーランド
1D N PTR:ウェンディ&ピーターパン
IM L8:I'm Late(白ウサギのセリフ)
CAP 10 HK:キャプテンフック
L MERM8:リトルマーメイド
101 DLMN:101ダルメシアン→101匹わんちゃん
FAN T C:ファンタジー
RS2CAT:アリストキャット(おしゃれキャット)
ZPD2DA:ジッパ・ディ・ドゥ・ダー
3 LIL PGG:3リトルピッグ→3匹のこぶた
「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」に乗る際は、入口近くのナンバープレートをぜひチェックしてみてください。
猛毒ディップのレシピ
「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」で何かと登場するディップ。なんとこの猛毒ディップのレシピは待ち列にて公開されています。こちらがディップのレシピ。
THE DIP(ディップ)
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1 PART ACETONE(アセトン)
1 PART BENZENE(ベンジン)
1 PART TURPENTINE(テレビン油)
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MIX WELL(よく混ぜる)
HANDLE WITH EXTREME CAUTION(細心の注意を払って取り扱うこと)
トゥーンを溶かすディップの原料はアセトン、ベンジン、テレビン油。これらをよく混ぜると、トゥーン(漫画)を溶かしてしまう恐ろしい猛毒が出来上がります。トゥーンにとって猛毒ディップのレシピがこんな誰でも見えるところに貼ってあるとは危険極まりないですね。
隠れホーレス・ホースカラー
カートゥーンスピンの待ち列を進んでいくと、途中、ベビーカーに乗った赤ん坊のようなキャラクターがいます。赤ん坊かと思いきや、手にはタバコを持ち何やら新聞を読んでいる様子。
実はここに隠れホーレス・ホースカラーらしきキャラクターがいます。ホーレス・ホースカラーはミッキーの古い友人の1人で、馬のキャラクターです。どこにいるのでしょうか。
赤ん坊が読んでいる新聞をよく見ると「Toon Racing Form(トゥーン レーシング フォーム)」と書かれています。アメリカには1894年に創刊された「the Daily Racing Form(デイリーレーシングフォーム)」という競馬新聞がありますが、おそらくそれをもじった競馬新聞です。
新聞の見出しには「HORACE WINS AGAIN!」と書かれています。訳すと「ホーレスがまた勝つ!」。なんとホーレスという名が書かれています。こんなところでホーレス・ホースカラーを見かけるとは驚きです。
アメリカの大手企業のオマージュ
「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」では、建物に入ってすぐ左のほうに「TOONZOIL(トゥーンゾイル)」というロゴが壁に貼り付けられています。実はこのロゴ、アメリカのある企業のオマージュ。
拡大したロゴ。斜めに描かれた「TOONZOIL」の背景には鐘のイラストが。もしかしたらこのロゴに見覚えがある人もいるかもしれません。このロゴはアメリカ・テキサス州ヒューストンに本部を構える大手石油関連企業Pennzoil(ペンゾイル)のオマージュです。
via:
flickr.com
こちらがペンゾイルのロゴ。トゥーンゾイルとデザインが酷似しています。背景の鐘はペンシルベニア州のシンボルでもある自由の鐘。ペンシルベニア州でガソリンを販売していることから鐘がデザインされているようです。
ペンゾイルは1913年に設立され、100年以上の歴史を誇る老舗メーカー。「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」はキャブ(タクシー)のアトラクションということもあり、ペンゾイルのオマージュが制作されたのかもしれません。
映画の製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ
映画「ロジャー・ラビット」が公開されたのは1988年6月22日。アニメのキャラクターが現実世界で生きているという風変わりな設定で話題を集めた作品ですが、この作品の制作総指揮を務めたのはなんとあのスティーヴン・スピルバーグ。彼とキャスリーン・ケネディという女性映画プロデューサーの2人で総指揮を務めました。
ちなみに監督はロバート・ゼメキス。なんと彼はあの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督を務めた人物でもあります。「ロジャー・ラビット」はそうそうたる顔ぶれで制作が進められたわけですね。
ロジャー・ラビットは既婚者
(C)DISNEY
人を笑わせるのが生きがいなロジャー・ラビット。自由奔放な生き方をしているような印象がありますが、実はああ見えて妻帯者。妻はナイトクラブで歌姫をしているダイナマイトボディのジェシカ。人間の姿をしていますが、彼女もトゥーン(アニメキャラクター)で、ロジャー・ラビットの妻であることからフルネームはジェシカ・ラビットです。
まとめ
「ロジャー・ラビットのカートゥーンスピン」には細かく見るともっとたくさんの隠し要素があります。ただアトラクションに乗るでは気づかないことがたくさんありますが、注意深く見ると待ち時間ももっとずっと楽しい時間を過ごすことができます。
ちなみに、ロジャー・ラビットは酒を飲むと暴走する傾向にあって断酒しているんだとか。また、ジェシカ以外の女性には一切興味を持たないという一筋な面もあります。知れば知るほど興味深いキャラクターですね。
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