ディズニーブログ「じゃみログ」。ディズニーランド、ディズニーシーなど、トリビア・雑学・裏話などおすすめ情報を画像つきで分かりやすく解説
 最新雑学・トリビア・裏話一覧
 最近の注目記事
 カテゴリ別人気記事ランキング
東京ディズニーランドの雑学 東京ディズニーシーの雑学 東京ディズニーリゾートの雑学 キャラクターの雑学 隠れミッキーの雑学 ディズニー/ピクサー映画の雑学 海外ディズニーの雑学 ウォルト・ディズニーの雑学 スター・ウォーズ
 雑学・トリビア・裏話 記事一覧
 ブログからのお知らせ
ディズニーの雑学・トリビア・裏話 ディズニーブログ「じゃみログ」をご覧いただき、ありがとうございます!
おかげ様で、ブログの累計PV(ページビュー)が4,000万PVを突破しました。開設当初はこれほど長くブログを続けることになるとは思っていませんでしたが、これも全て読者の皆さまあってのこと。感謝しています。これからもブログでは、多くのディズニー雑学をお届けできるよう頑張ります!
 ブログプロフィール
 ディズニーブログランキング
 リンク集
▼全て表示

衝撃の事実!蒸気船ウィリーはミッキーのデビュー作じゃなかった!

2017.03.20 Monday
このエントリーをはてなブックマークに追加
今日の順位は?→→→人気ブログランキング

ディズニーの噂・裏技・裏話_ミッキーマウスの本当のデビュー作は蒸気船ウィリーではない
(C)DISNEY

ミッキーマウスのデビュー作と聞いて思い浮かべる作品は何ですか?ほとんどの人が1928年11月18日に公開された「蒸気船ウィリー」を思い浮かべるのではないでしょうか。

「蒸気船ウィリー」はミッキーのデビュー作で、記念すべきスクリーンデビュー日となる11月18日はミッキーの誕生日としても知られています。「蒸気船ウィリー」がデビュー作というのは有名な話ですが、実は本当のミッキーのデビュー作は「蒸気船ウィリー」ではありません。では、ミッキーの本当のデビュー作はなんなのでしょうか。

スポンサーリンク



「蒸気船ウィリー」とは?

蒸気船ウィリーはミッキーのデビュー作じゃなかった
(C)DISNEY

「蒸気船ウィリー」をご存じでない方の為に簡単な説明を。「蒸気船ウィリー」は今から90年近く前の1928年11月18日にアメリカで公開されたディズニー短編映画です。ニューヨークのコロニー・シアターという劇場で公開され注目を集めました。

「蒸気船ウィリー」は映像と音楽が見事にシンクロしたアニメーション映画として大成功を収めました。当時は音声つきのアニメ映画は珍しく、映像と音楽をシンクロさせることが難しかった時代。ウォルト・ディズニーはサウンドトラックという技術で見事にその課題を解決しました。

もともとは無音(サイレント)映画として制作されていた


「蒸気船ウィリー」は映像と音楽が融合した作品ですが、もともとは無音(サイレント)映画として制作されていました。しかし、ウォルト・ディズニーはこの作品には音が必要だと考えました。

キッカケは1927年に公開された「ジャズ・シンガー」という映画。「ジャズ・シンガー」は世界初の音あり映画(トーキー映画)で、この作品を観たウォルトは「これからはサイレントではなく、音ありの映画の時代になる」と考え、「蒸気船ウィリー」を無音ではなくトーキー・アニメーションとして作り直しました。

「蒸気船ウィリー」がデビュー作でない理由

「蒸気船ウィリー」がデビュー作でない理由
(C)DISNEY

実はミッキーは「蒸気船ウィリー」の前に2本の作品に出演しています。その作品は「プレーン・クレイジー(Plane Crazy)」と「ギャロッピン・ガウチョ(The Gallopin' Gaucho)」という作品。どちらも1928年の作品です。

驚くことに「蒸気船ウィリー」はミッキーにとって3作目となる作品でした。つまり、ミッキーにとって「蒸気船ウィリー」はデビュー作ではないということ。

ミッキーの本当のデビュー作

ディズニーの噂・裏技・裏話_ミッキー初めての映画プレーン・クレイジー
(C)DISNEY

ミッキー初の出演映画となったのは「プレーン・クレイジー」。「プレーン・クレイジー」は音無しのサイレント映画として製作され、1928年5月15日、「蒸気船ウィリー」が劇場公開される半年前に試写会が行われました。ところが試写会で「プレーン・クレイジー」はあまり評判が良くなく、劇場公開は実現しませんでした。

一方、音と映像が融合したトーキー映画「蒸気船ウィリー」はそのクオリティの高さから劇場公開が実現したのです。世間一般にミッキーの存在が知れ渡ったのは初めて劇場公開がされた「蒸気船ウィリー」だった為、ミッキーの誕生日はその公開日となりました。

「蒸気船ウィリー」が公開された後、「プレーン・クレイジー」もトーキー映画として作り変えられました。まさかミッキーが「蒸気船ウィリー」以前にも作品に出演したことがあったとは、意外な事実ですね。

ディズニーシーに「蒸気船ウィリー」のショップ!?

ディズニーの噂・裏技・裏話_スチームボート・ミッキーズ
via:スチームボート・ミッキーズ

東京ディズニーシーには「蒸気船ウィリー」を元に命名されたショップがあります。そのショップはアメリカンウォーターフロントにある「スチームボート・ミッキーズ」。「蒸気船ウィリー」は、本国アメリカではスチームボート・ウィリー(Steamboat Willie)という原題で、ここからスチームボート・ミッキーズと命名されています。

「蒸気船ウィリー」に由来しているだけあって、ショップにはオールドミッキー(昔の白黒時代のミッキー)など、クラシカルなグッズが販売されています。また、オズワルドグッズも取り扱っているのでクラシカルなディズニー作品ファンにはたまらないショップです。

まとめ

蒸気船ウィリーはミッキーのデビュー作じゃなかった_2
(C)DISNEY

ミッキーのデビュー作として知られている「蒸気船ウィリー」ですが、初めてミッキーが出演した作品ではありません。ニューヨークで公開され、公に認知が広まるキッカケとなった作品です。とはいえ、この作品なしではミッキーが世界的スーパースターになることはなかったかもしれないと考えるとミッキーのデビュー作は「蒸気船ウィリー」なのかもしれません。

シーには「蒸気船ウィリー」に由来したショップがありますが、ランドの「ミッキーの家とミートミッキー」では蒸気船ウィリースタイルのミッキーに会うこともできます。普段は見かけることのない全身白黒の衣装に身を包まれたミッキーに会えるのは貴重な体験。ただし4種類のコスチュームを着ている為、会える確率は4分の1。

パーク内には「蒸気船ウィリー」に関連する物が数多く見られるので、入園した際はぜひ探してみてください。


スポンサーリンク
<< アラビアンコーストを100倍好きになる8つのポイント | main | 目の錯覚?シンデレラ城が51メートルよりも高く・遠く見える理由 >>
Topページへ|ディズニーブログ「じゃみログ」
スポンサーリンク
 スポンサーリンク
 人気ディズニー裏話
 雑学・裏話サーチ(ブログ内検索)
 Facebookページ
 スポンサーリンク





スポンサーリンク